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  • 2011.11.02 Wednesday
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    東南アジアの洪水より

    • 2011.11.02 Wednesday
    • 00:01


    久々の更新になってしまいました。皆様お元気でお過ごしでしょうか。
    季節の変わり目ですので体調を崩しやすいようです。
    どうぞくれぐれもご自愛ください。


    日本ではまだまだ東日本大震災に伴う復興や原発の問題が山積みで、心が非常に
    痛みますが、海外でも色々なことが起こっているようです。


    特に9月末に起きた集中豪雨の影響で、タイ、カンボジア、ミャンマーの東南アジアの
    洪水被害はひどく、カンボジアでは既に250人以上の方が亡くなられているとのことです。

    気温が高くなると水分が上昇して空気中に水蒸気が増え、
    大気が不安定になり、
    ある地域で豪雨が発生する一方、アフリカなどでは干ばつが非常に増えています。


    色々と心配事の多い日々が続いていますが、今日は、

    『心配ばかりしていても何も始まらないよ、元気を出しなさい!』

    と言われているような、そんな気がしたNGOのレターがありましたので紹介させて
    いただこうと思い、久々にブログを書かせていただくことにしました。


    レターはカンボジアで農業支援をしているNGOのもので、
    『収穫を楽しみにしていた田んぼが湖になってしまい、全部沈んでしまった』
    『全ての稲が水に浸かり、深い所では水深が2メートルにもなり、今年はもう稲作ができない』
    というものでした。


    今北海道で農家さんの協力をいただき耕作放棄地を田んぼに戻し、
    石油や電気に頼らず市民の力でお米を作ってみる!というプロジェクトを行っていますが、
    実際やってみると、稲刈り後の作業が想像以上に大変で、
    東北の方々もそうですが、
    丹精込めて育てた稲が水没するのを見るとはさぞつらいだろうと考えると、グッと胸に
    詰まるものがありました。


    これまでもこうしたニュースは見てきており切ない思いでいたはずですが、
    自分が今実際にやっているためか更に感じ方が変わってきており、
    立場が変わると感じ方も変わるものだな…と我ながら複雑な思いでおります。


    今後の食糧のことを考えると真っ暗な気持ちになってしまうのが当然…と思うところですが、
    ところがNGOの活動地の被災者のカンボジアの方々は笑顔を絶やすことなく、

    稲作がダメだと判断した直後から、魚を捕まえる仕掛けづくりを始め魚を捕まえに行ったり、
    船の修理をしたり、家畜の餌も水没してしまったため餌探しに奔走したり、
    家畜用の避難所を作ったり…と、
    悲しむ暇がないほど良く動いている、とのことでした。


    実は、いつもいつもそうなのです。

    困難な状況にある方々を応援したい、と思いながら活動していますが、実はその
    たくましさに励まされ、癒されているのはこちら側ではないか…
    今の生活が当たり前ではないことを常に意識し忘れないようにするために
    私はこの活動を続けたいと思っているのではないか…

    これが果たして良いことなのか、色々と複雑な気持ちですが、
    今、そんな思いでいます。


    NGOの代表の方が書いた、下記のような内容の本があります。
    大きな問題の前には必ずお金が絡んだ大きな仕組みがあり、
    個人の力では変えることが難しいものがありますが、
    下記のような話を知って一生懸命に生きることや、出来る範囲のことをすることはできます。
    是非ご一読いただければ幸いです。
    (なお、大きな問題にも挑み、命を砕いて政策提言を行っているNGOも、もちろんいくつかあります。)

    ・途上国の子どもたちに、「あなたの一番欲しいものは何ですか」と聞いてみた。
    殆どの子どもたちが同じ答えだった。
    「私が一番欲しいものは、僕が一番欲しいものは、お母さんです。」

    ・「あなたの夢は何ですか。」と聞いてみた。
    「私の夢は大人になるまで生きることです。」と言われた。

    ・タイの北部では中学生位の女の子が両親の手によって売られることがあります。
    一人15万円位で売られるそうです。
    大抵はエイズにかかってしまいます。
    余命数ヶ月になって、はじめて実家に戻されます。
    その時、女の子たちは言うそうです。「これでやっと両親の元に帰れる…。」


    他にもこんな話もあります。


    あるNGOの代表がアフリカの飢餓地域に行った時の話です。
    食糧を取られるのではないかと思い、バッグを強く握りしめて行ったそうです。
    すると、なけなしの食糧で、なんと精一杯のもてなしを受けたそうです。
    「自分が恥ずかしくなった…」と言われていました。


    人はこうまでも優しくなれるものなのか、
    できることならばそんな人になりたいものだ…
    そんなことを考えながら今日も一生懸命生き、生かしていただいていることを楽しみ感謝しながら、
    精進していきたいと思っています。

    長くなってしまいました(>_<)。
    最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
    今後ともNGOアリーナを宜しくお願い申し上げます。

    それぞれの選択

    • 2011.08.20 Saturday
    • 01:07
     

    久々の投稿になりました。
    北海道の活動地では、3週間前ほど前にはセミの鳴き声と、トンボの孵化が
    同時に起こるという、なんとも不思議な現象が見られました。


    この2〜3日で気温はぐっと下がり、紅葉が始まりました。(学校も始まりました。)


    北海道では、早ければ11月には雪が降ります。
    11月〜4月の半年間雪に覆われるため、今の時期を含むあとの半年は、
    冬に備えて人も生き物も皆大忙しとなります。


    今は各地で福島の子どもたちの受け入れが行われています。
    もともと皆開拓民でまた移住者も多いため、東北出身の方々も多く、
    とても人事とは思えない、という方々がたくさんいらして活動されていることに
    感銘を受けています。
    (北海道だけでなく日本全国で行われていることと思います。)


    まだまだ心の痛む事態が続いておりますが、できるだけ早く良い方向に
    向かえるよう、願わずにはいられません。


    当サイト参加NGOも、政治への訴えや現地での保育活動など、
    まだまだ活動を行っています。


    使命感を持ち生きている方々は強いな、と思います。
    かつては私も使命感に燃え様々な活動を行っておりましたが、
    今は体を壊し、残念ながら悲しい現状を直視することがあまりできなくなって
    しまったため、今自分ができることである、森や田を守る活動、
    自然エネルギーで暮らすことの実験を続けさせていただいています。
    (横浜のスタッフは頑張っています。応援宜しくお願い申し上げます。)


    近くのお寺にこんな張り紙が貼ってあります。
    (この3年間、変わっていないような…)

    『喜びも悲しみも人と比べない』

    いい言葉だな、と思います。

    人と比べてしまうことから不幸が始まってしまうことは、途上国の現場でもよく目にしてきました。

    比べるべきなのは他の人ではなく、『昨日の自分』と『今日の自分』です。


    とりとめのないブログになってしまいました。また書かせていただきます。
    皆様くれぐれもお体ご自愛ください。



    紅葉が始まりました。



    稲穂が頭を垂れるようになりました。
    今まで自然界からいただいてきたおいしい空気、おいしいお水、おいしい食べ物への
    御礼とお返しを、自然界に対して少しずつ、していきたいと思います。





    日本人として

    • 2011.06.30 Thursday
    • 00:14
     

    NGOの世界での活動等を見てきて、
    実は日本ほど自然界のバランスのとれた素晴らしい国はないのではないかということに、
    7、8年前に気づかされました。


    気づかされたものの、日本の森や田んぼはどんどん
    経済性原理を前にして失われ、電気や石油がないと守れないようになり、
    担い手の方々も減っていきました。


    そして温暖化対策には「原発」が有効という報道がなされ、
    日本はどんどんオール電化に進んでいきました。
    (もう既に多くの方がご存知でいらっしゃるように、それはごくごく一面的な
    見方にすぎません。)


    今でこそ原発の問題点が公に語られることができるようになりましたが、
    地震前までは、原発のことには触れてはいけない、悪く言うことは許されないような、
    無言の圧力がかかっていました。
    (反対運動を繰り広げているNGOはわずかですがありました。)


    海外では今回、かつて世界で唯一原子力爆弾が落とされ地震国である日本に、
    55基もの原発があることを知り、非常に驚いたと言います。
    それはほんとにそうだろうと思います。


    私は日本の人々が大好きです。
    他者だけでなく、針供養等、ものを大切にする思いやる気持ちに溢れた
    真面目な誠実な方々が、たくさんいらっしゃいます。

    そして、恐らく多くの市民の方々は、正しいこと、間違っていることが、
    直感として分かっていらっしゃるようにも感じています。


    それなのに、何故、良い方向へ、方向転換ができないのか…


    今から約20年前に書かれた犬養道子さんの「人間の大地」という本に、
    次のような文章があります。(一部編集させていただいています。)


    『 日本人は大変優秀であるにもかかわらず、
      どうして、次の世代はおろか、自身の明日すらをも脅かしかねない
      巨大・膨大な全世界的な問題が、
      日本の一般の人々の日常の意識の中に入っていかないのか…。


      私なりに長い間、他国と比べながら考察してみた。


      間違っているかもしれないが、私が引き出した結論は2つある。


      まず一つ目は、日本の昨今の生活リズムが全般的にめまぐるしく、
      滅法せわしないこと。テレビの局の多さや、早朝から深夜までの番組もこの中に入る。
      あまりにも万事がめまぐるしいから、立ち止まって「いま」をゆっくり
      見ていられないこと。


      そして二つ目は、日本の習慣的な生き方のひとつ−


      良い意味でも悪い意味でも、あまりにも細やかな配慮に満ち満ちているため、
      ものを見る目と心が、否応なく「身近」に限られてしまうこと。

      視野が狭められてしまうこと。更に「身内社会意識が」ありすぎること…。


      あまりにも細やかすぎると、目と心は、「自分たちの毎日だけ」に、
      とかく向かってしまう結果になる。


      そして肝心の、自分たちの毎日を根底からおびやかす危険を持つ何事かが
      すぐそこにあらわれて来ていても、
      気づかないということになってしまう…』


    耳の痛い文章ですが、そのとおりかもしれません。


    何年も活動しているのに
    なかなか世の中を良くできていない、自分たちはまだまだ力不足である、と感じている
    謙虚なNGOは、わずかですが、あります。(残念ながら、わずかなように思います。。)


    日本人の良い面を残しながら、
    長く広く、大きな視点で物事を見る眼を養うことができるような教育が
    必要だと、実感している毎日です。


    良いものを持った若い日本人の方はたくさんいます。
    私たち自身ももちろん様々な形で活動を続けていきますが、
    同時に若い方々を応援し、これからの日本がより良い国に変わっていけることを、
    心から期待し願っています。

    トライ&エラー

    • 2011.06.27 Monday
    • 00:46
     

    もうすぐ病気を発症して1年がたとうとしています。

    寄付者の方の中には今もなお気にかけてくださる方がいてくださって、本当に
    なんと感謝してよいか、言葉にもなりません。
    本当にありがとうございます。


    まだ、体が拒否をしてしまうのか、悲しいニュースの多いテレビ等は
    全く見ることができず、ネット上で流れるNGOの情報と、
    新聞を少々見る程度の日々が続いております。


    ただ日々一歩でも前進していきたい、そして「おいしいお水」、「おいしい空気」を
    後に続く人々に、なんとか残していきたい、
    そんな思いだけは持ち続けながら、日々活動を続けております。


    せめてブログで日々のことを書きたいと思っているのですが、
    北海道というフィールドでの立ち上げは、これまで机上で考えていた
    ことと全く違うことも多く、日々、トライ&エラーの繰り返しです。


    ただ、本当に少しずつですが、色々なことが、形になってきています。


    先日は冬に入った森の一つに行きました。
    森に光が差し込み、木々も生き物たちも少し喜んでいるような気がしました。
    木の実もできて、生きものたちも戻ってくるかもしれません。

    15年ほど前の阪神大震災の時、
    高速道路や高層ビルは倒壊しましたが、ヘリコプターから見ると、
    「鎮守の森」といわれる社の森の周辺だけは、守られており、感動いたしました。


    今回の津波でも、海岸で松が折れずに残ったようなお話を聞いて
    います。(ニュースが見れないため正確でなく申し訳ありません。)


    森や木がいかに根をはり、水をため、酸素を出し、
    人々の暮らしを守ってくれているか、
    わずかな木の切れ端の水の重みを感じながら実感しています。
    (ほんの少しの木の切れ端でも、非常に重いです。水がたっぷり含まれていることが
    よく分かります。)


    なお北海道では、市民レベルの活動では、森には冬にしか入れません。
    切った木を運ぶために、雪が必要です。

    雪がなければ人の手で木を持ち運ぶことは難しく、
    重機を入れなければ、とても持ち運びができません。
    重機を入れるにはお金もかかるし、重機の重みで土が痛んでしまいます。
    雪があると滑らせてロープで引っ張ってなんとか出すことができます。

    夏になると下草が勢いよく生え、入れなくなります。
    虫にも、眠れないほど刺されます。。


    森に入る人々を増やすためには、森の手入れをすることが生活に密接する人々を
    増やさなければなりません。そうでないと、大変な思いをしてまで
    森に入る意味がみつからず、活動はとても続きません。

    今、森の近くに住む人々は、なんとか森の恵みである木で
    冬暖をとることができないかと模索しています。
    (ただ石油ストーブは本当に手軽で、便利で、石油に頼りたくなることが、
    今回この活動をとおして実感できました。)



    戦後、住宅の需要が多くなると見込んで植えられた杉やひのきは
    外国の材の方が安いために、
    お金の原理で、日本の森は見捨てられてしまったのだ……
    そして花粉を撒き散らしてしまうようになってしまいました。


    お金がなければ今の時代なかなか生きていくことは難しいものがありますが、
    森のことを知れば知るほど、お金というものの持つ力がおそろしくさえなります。


    森さえあれば、人は本来生きていくことができるということは、
    アマゾンや、オーストラリア、そして日本のアイヌの先住民の方々の
    営みや、NGOの活動から教えてもらいました。

    そしてそのような人々は、今の空や地球を感じ、
    もう、「我々の時代は終わった」と、
    子どもをを残さない種族も出てきています。



    数年前、NGOでは、インドネシア、シベリア等で日本の企業が
    根こそぎ森の木を伐採していき、森が生活の糧となっている人々が
    生きられなくなっているというニュースが日々流れていました。その度に無力感を
    感じていました。
    その時のことを考えると、少しでも今、やらせていただけることを
    大変有難く思っております。


    …つらつらと長くなってしまいました。すみません。


    一つ写真を添付します。キャベツの花です。


    世界では、おそろしいことに、ある種会社が、世界中の植物の種を
    牛耳ろうと今、動いています。


    その会社の肥料がないと生きられない種、虫がかじるとその虫が死んで
    しまうような、農薬もいらないようなおそろしい種、今その種が
    日本にも入ってこようとしています。

    原発と同じく、人々の遺伝子を狂わせてしまいます。

    (こんなことばかり考えたりしていると、私のように病気になってしまいますので、
    皆様は是非、日々エコを楽しみながら、生きていただきたいと
    思っています。。人は本来、生きることを楽しむために生まれてきたのですから…
    ただ、もし可能でしたら、私共のようなNGOを、是非応援してください。)


    そういう訳で、今私の頭の中には種をどう残すか、ということも多くを占めており、
    周囲の農家の方には全くなにをしているのか分からない畑ができています。
    それが下記の写真です。
    (でもキャベツの下にはごぼうや人参、ジャガイモが、昨年の種から、自らの力で
    出てきてくれました!(^^)!。
    ただ近所の方からは、種はとれても実がとれないとね〜〜と言われています^^;


    ではまた書きたいと思います。
    長々とお読みいただきありがとうございましたm(__)m



    キャベツの花

    北海道での活動

    • 2011.04.28 Thursday
    • 15:49



    こちらでは一週間ほど前、こちらでは雪が降りました。おそらく今シーズンの
    最後の雪だったようです。

    雪が終わると北海道では一気に春が来ます。
    よくアニメで芽が出るシーンがニョキニョキと映し出されることがありますが、
    まさに毎日がそのような感じになります。



    今アリーナでは、森との循環を取り戻そう!という活動や、様々な活動はじめさせて
    いただいていただいていますが、その中に、「耕作放棄地を復活させよう!」という
    活動があります。


    これは、小規模農家さんでは手が回らず草が生い茂っている土地を、草を刈り、
    田んぼに戻そうという活動です。

    先週、そして昨日は、協力農家さんと市民の有志数人で、田んぼに植える
    苗の種まきをしました。


    *********************************

    これまでNGOの後方支援活動を通して、様々なことを知りました。
    そして色々な活動をし、また声も挙げてきました。

    しかしながら、「貧困」も、「原発」も、「戦争」もなかなかなくならず、
    世の中がよい方向に向かっていっているようにはとても思えませんでした。


    今の時代はお金を中心に、モノや資源、その他すべてのものが流れて
    いくという、大きな仕組みが既に出来上がっており、その仕組みが世界中に
    普及しています。

    大きな仕組みが出来上がってしまっている以上、その仕組みを変えていくことは、
    なかなか容易なことではありません。



    そこで、自分たちができることを、地域の方々と少しずつはじめさせて
    いただくことにしました。

    **********************************


    先週の種まきには、福島県から移住されていらした被災者の方も
    いらっしゃっていました。

    原発から20km以内にお住まいで、ワンちゃんを置いていらっしゃったとの
    ことでしたが、そうしたペット達を救援し、被災者の方のところまで届けてくれる
    NPOがあるらしく、びっくりしました。

    体についた放射能をきれいにしてくれて、皆さんの寄付で届けてくれるそうです。
    すべて寄付等でまかなわれるため、無料とのことでした。

    もし被爆していても、ワンちゃんの場合、寿命が十数年のため、被爆の苦しさは
    味合わずに済むだろう、とのことでした。

    こうした活動をされている方もいるなんで、やはり日本はすごいな〜と思いました。


    私共の活動は、まだまだ実験段階です。もう少し形になってきましたら、是非皆様に
    もっと分かりやすい形で発信させていただき、各地で同じような取り組みを始めて
    いただいたり、応援をしていただければと思っております。


    放棄地を田んぼに戻しています(昨年夏)

    苗の種をまいています。苗を植えられるのは、5月下旬です。

    東日本大震災について

    • 2011.04.11 Monday
    • 11:11



    長くブログを更新できず、大変申し訳ありませんでした。


    お読みいただいていた方の中にはご心配くださった方もおり、
    心よりお詫び申し上げます。


    また、今回未曾有の大災害となってしまいました「東日本大震災」において
    被災された皆様には、
    どのような言葉も空回りしてしまうような気がし適切な言葉が
    見つかりませんが、心よりお見舞いを申し上げます。


    また、福島の原子力発電所にて
    今も懸命に対応されていらしゃる現場の方々、そしてご家族の方々…、

    長くNGOの活動にかかわってきた者としましては、
    2004年に22万人が亡くなったインドネシアスマトラ沖地震・津波事故、
    そして広島・長崎の方々、チェルノブイリの子ども達、イラクの子ども達…
    そうした方々と重なり心が引き裂かれる思いですが、
    一日も早く日常が戻られることを願ってやみません。


    当サイトでは今回の大災害に際し、すぐにでも、現地で活動する
    NGOの活動の紹介と、応援をいただくべくページを作成し
    皆様にご案内させていただきたいところでございましたが、
    主担当である私が昨年7月に病に倒れ、今年の2月に再発してしまい
    ましたことから、約一週間、ご案内が遅れてしまいましたこと、深く
    お詫び申し上げます。


    今回、NGOとのやり取りをはじめ、
    寄付くださいました皆様へのご連絡等につきましては、
    他の業務を行いながら、すべて横浜のスタッフが対応してくれました。


    当サイト参加団体も、現在多くの団体が被災地に入っています。


    今回日本中の、大変多くの方が、募金をはじめとする支援活動をされ、
    また日頃の生活を見直されるなど、大変あたたかい輪が広がっていることを
    感じます。

    私自身は震災前の2月に病気が再発してしまったため、
    テレビやパソコンに触れることのできない日々が続いてしまいましたので、
    詳しい状況もあまり分からないまま、せめてもの思いで、近くのお店の
    店頭の募金箱等を通じて募金に参加させていただきました。


    NGOは、活動当初、自己資金で支援活動を開始します。
    NGOのよいところは、住民の方々に「一番近い」ということです。

    行政がNGOを通じ、物資の配布やニーズの把握などを依頼することも
    多くあります。


    数ヶ月すると、どの団体が、どのような活動をしているかがよくみえて
    きます。メディアには全くでてきていなくても、大変地道な、
    非常に良い活動をしている団体も多くあります。


    当初はどうしても大きな団体に募金が集まりがちな部分がありますが、
    草の根で活動しているNGOは、住民の方に一番近いところにおり
    ニーズを把握できている場合も多いので、是非今後とも、
    震災の状況やNGO活動の活動内容等をよくご覧いただき、応援いただければ
    幸いに存じます。

    こうしてまたパソコンに向かい、皆様に発信させていただくことが
    できるようになったことに感謝し、またNGOの情報をお届けさせて
    いただきたいと思っております。今後とも宜しくお願い申し上げます。

    雪について

    • 2011.01.23 Sunday
    • 00:07



    いつもNGOを応援いただき誠にありがとうございます。
    今日は「雪」について書かせていただきたいと思います。


    日本ではやっかいもののように言われてしまいがちな「雪」ですが、
    雪の被害に遭われた方には本当に申し訳なく思うのですが、

    途上国において人生のほとんどを水汲みのために終える女性たちのことや、
    のどの渇きから汚水を飲み、コレラ等で亡くなるこども達のことを考えると、

    私にとっては、どうしても、この雪が大変有難い、
    宝の山に見えてしまいます。



    例えば政治の思惑に揺れ動き、ひどい大旱魃(かんばつ)となり、
    過去に多くの飢餓者を出し、現在は砂漠化が顕著な「アフガニスタン」ですが、

    かつては95%以上の方が農業と遊牧で生計を立てることのできる
    農場国家であり、美しい山並みと渓谷で、
    「アジアのスイス」と呼ばれたことのあった国でした。



    乾燥地帯でありながら、なぜ農業が成り立っていたかというと、それは『雪』のおかげでした。


    夏には冬に降り積もった雪と、氷河が溶け出し、大地を潤し、多くの実りをもたらしてくれていました。


    ところがそのうち気候が変わり、どんどん雪が降らなくなってきました。


    『雪が降らなくなり、
    雪解け水で潤っていた美しい大河が歩いて渡れるようになり、
    アフガニスタン全体が渇水地獄になった』

    と、NGOのレポートで読んだことがあります。

    またアフガニスタンでは、

    『金がなくても生きていけるが、雪がなくては生きていけない』

    という言葉があるそうです。


    人は食べ物がなくても数週間は生きられますが、水がないと1日か、2日しかもたないそうです。


    こんなことを考えながら生活していると、
    今年、昨年よりも1ヶ月以上遅れて降り始めた雪のことや、少なくなっている雪のことが
    心配になり、雪が降っているとほっとしてしまうのです。



    雪や雨を呼ぶのは、「森」です。
    この森を守る活動を、北海道で始めました。
    少しずつレポートさせていただきたいと思っています。



     ↓ 応援している牧場の冬の風景
    応援している自然放牧を行う牧場

    NGOのこと

    • 2011.01.20 Thursday
    • 15:12


    いつも応援・ご支援をいただき、誠にありがとうございます。
    継続してご寄付いただいております皆様には、いつも力をいただいています。
    本当にありがとうございます。
     
    昨日少し書かせていただきましたが、これまで個人的に、
    「日本のNGO」と、「欧米のNGO」では、
    根本に流れる支援に対する考え方が、何か違うのではないかな、、、と
    感じる場面が多くありました。
     
    大変大雑把な、簡潔なご説明になってしまいますので、色々と語弊もあるかも
    しれませんが、あくまで私担当者個人の感じ方となりますので、
    ご了承いただければ幸いです。
     


    欧米のNGOの支援活動は、もちろん全てがそうという訳ではありませんが、
    概ね効率を第一とし、非常に迅速に、一気に活動を行う、というイメージがあります。
     
    自然災害支援活動では、
    即座に拠点となる一軒家を借り、自家発電装置を取り付け、
    物資も効率良く、行き渡るようにする…。
     
    極めて迅速に効率的に活動行うことができる一方、
    「観光地など、ニュースに取り上げられたりするよく見える地域にはとてもいいが、
    その他のところは…」ですとか、
    「支援をしてあげている」感がただようことがある…、
    というような声を聞いたことがあります。
     
    一方日本のNGOは、10年程前に緊急支援の際に効率的に支援活動を行うことのできる
    組織(ジャパンプラットフォーム)がつくられましたが、
    それまでは横の連携が弱く、個々には頑張っていますが
    一つ一つが小さいため、大きな自然災害等の場合はなかなか効率的な
    活動ができない、ということがありました。

    その代わり、車はもちろん人もなかな行くことが難しい、
    険しい山の中腹に住んでいる人々など、
    水等のライフラインを絶たれ、本当に困っている方のところへまで赴いていったり、
    現地の人々と話し合い、現地の人々の声を聞き、共に汗を流し活動する、というような
    良い面があることをよく耳にしました。


    これまで漠然と、違いを感じてきていましたが、
    2年前より北海道で「森」について活動するようになり、
    そこに、日本人の自然観が流れていることを感じ、今更ながらその違いがはっきりと
    分かるような気がしてきました。
     
    日本はやはり、温暖な気候の中で、
    海に囲まれ森に守られ、自然に守られてきた民族です。

    その、自然共生、自然崇拝のDNAが私たちにも間違いなく引き継がれており、
    全てのものに命が宿り、すべてのものに感謝する、
    相手の立場をおもんばかり受け入れる、という感覚があるのではないかと感じてきました。

    (ちなみにアイヌの方々は、多くのものに、「カムイ(神)」という名前をつけてきました。
    シマフクロウは、コタンコロカムイ(村の守り神)、サケは、カムイチェブ(神の魚)
    クマは、キムンカムイ(山の神)です。)


    …長くなってしまいました。最後までお読みいただきありがとうございます。
    まだまだ書きたいところですが、今日はこの辺で
    終わりにさせていただこうと思います。

    本年も宜しくお願い申し上げます。

    • 2011.01.19 Wednesday
    • 16:20


    ご挨拶が大変遅くなってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願い
    申し上げます。

    皆様はお変わりありませんでしょうか。

    私は、昨年、体をこわし動くことができませんでしたので、年始に
    ご先祖の墓参りのために日本海をフェリーで移動してきました。

    そうしましたところ、丁度、日本海の荒波に遭遇し、またまた体調を崩して
    しまいました。。冬の日本海ははじめての経験でした。つくづく、昔、大きな志をもち、
    船で移動されていたお侍さんはすごいと思いました。

    大変遅くなりましたが、本日よりまたブログを開始させていただきたいと
    思います。どうぞ宜しくお願いいたします。



    病気をし、つらいことも多くありましたが、いいことも多くありました。

    良かったことの一つは、家族の協力を今まで以上に得られるようになったことです。

    今まで、一人で頑張りすぎて、上手に力を借りることをしてきていなかった、
    できていなかったのかな、と反省もしています。


    もう一つは、体から力が抜けて衰弱してきたので、
    いい意味で、色々なことに対する力が抜けてきました。
    (力が入らなくなったといった方がよいでしょうか…(笑))


    これまで、途上国のことや、
    弱者に対する強者の論理、世の中の矛盾等を見て、
    随分と心の中で腹を立ててきました。


    声をあげていくことはもちろん大切ですが、
    対決姿勢を前面に打ち出しても、他者を否定しても、
    疲弊感が強い割りにはあまり多くのことを
    生み出さないことが、分かってきました。


    これからは今、私たちにできることを、
    今までのNGO支援とあわせて、今度は自分達がNGOとして、
    小さなことからはじめさせていただくことにしました。


    これからは、地球上から、水・石油等をはじめとして資源がなくなり、奪い合いが
    世界各地で起きてくるかもしれません。


    今までの「競争社会」から、「共生社会」への移行していく時期なのだと思います。

    日本人は、日本のNGOもそうなのですが、
    もともと、他者への思いやりに満ち溢れ、自然への感謝、自然を思う、他者のためを思う、
    つまり「共生」ということが、得意な民族です。まさにこれからの時代に必要な素養です。


    私自身も、このような時期に、病気という形で力を抜かざるをえなくなったことは、
    良かったことなのかもしれません。


    長くなってしまいました。


    明日から、また、活動のことについても書かせていただこうと思っています。
    今後とも引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。



    本年もありがとうございました。

    • 2010.12.29 Wednesday
    • 00:10
     

    ブログをはじめさせていただいたと思っていましたら、
    あっという間に年の瀬となってしまいました。

    来年はもっと多くのことをお伝えできるようにしたいと
    思っています。



    2003年12月26日にはイラン地震で5万人弱の方々、
    2004年12月26日にはインドネシアスマトラ島沖地震・大津波で
    16万人以上の方々が、犠牲になられました。

    年末の同じ日に2年続けてこうした事件があったことから、
    12月26日を無事に過ごせると、緊張から解かれ、
    ホっとするようになりました。



    今年も皆様のお陰で無事に年を越すことができそうです。

    本年も大変お世話になりまして、誠にありがとうございました。
    来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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